映画『蟹工船』を見る
こんにちは、ミーです。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
少し前になりますが、ちょっと気になっていた映画『蟹工船』を見ました。
Netflixでお勧めか何かであったことによりこの作品を知りました。
『蟹工船』と言えば、小林多喜二の小説でいわゆるプロレタリア文学として有名ですよね。
中学生の時、国語の授業で文学史を勉強し、作者の名前と作品名は覚えたものの小説は読んだことはありません。
なので、蟹工船で働く労働者の話ということしか知りませんでした。
なので、映画でびっくり!知らなかったことがいくつかありました。
まずタイトルにもなっている蟹工船の工船です。
国語辞典によれば、工船とは水産加工設備を持つ船のことだそうです。
そんな事も知らなかった私は、映画で船の中でカニ缶を作っていることに驚きました。
すごいですよね!!
だって船の中で取ってきたカニを新鮮なうちに缶詰にできるなんて!!!
いい年ですが、知らないことはまだまだあります。
次に、登場人物です。
俳優さんは有名な方が多く出演しています。
この方達はそれぞれ、漁夫、監督、雑夫の役で松田龍平さんが主演なのかなとも思いますがちょっと分かりにくい感じがしました。
小説には明確な主人公がいないということなのでそれも関係あるのかなと思いました。
映画全体のトーンは、蟹工船が舞台ということもあり基本的には暗いです。
ただ、暗い中にも労働者たちのセリフでは少しですが、くすりと笑えるところがあったりもします。
すべてがフィクションということではないと思いますが、そういった史実はあったので勉強にはなりました。
個人的には高良健吾さんかっこいいなと思いながら見ていました(笑)。
ただ、出演されている俳優さんをみると地上波で今後放映するのは難しいのだろうなという感じです。
ご興味のある方はぜひ一度ご覧下さい。
わりと面白い役が多い皆川猿時さんが(私の個人的な)イメージと異なる役を演じていて楽しかったです。
では、また。
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