映画『恋の罪』『ミスミソウ』を見る(ネタバレあり)
こんにちは、ミーです。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
ちょっと感想などを書きたいと思います。
最初に『恋の罪』。
タイトル半分、あらすじを読んで興味を持ってみたのですが・・・
正直、最初から目を覆ってしまうシーンが多かったです。
猟奇的な殺人事件が・・・ということでしたが、再現シーンこそあれあまりサスペンス部分の色は濃くありません。
女性3人がメインとなっているようですが、神楽坂恵さん演じる菊池いずみという主婦が主人公のような感じです。
ある日いずみは騙されてAVに出演することになるも何故か性に奔放になってしまい、そこからいろいろなことが繋がって・・・
ざっくりいうと私にはそんなふうに映りました。
それでも大方斐紗子さんの演技は素晴らしく、冨樫真さん演じる娘役の小沢美津子さんとのやり取りは怖すぎて笑ってしまいました。
実在の事件(今回は東電OL殺人事件)を元ネタにしているということです。
(以前見た園子温監督作品『愛なき森で叫べ』『冷たい熱帯魚』も実在の事件を元ネタにしています。)
刑事役の水野美紀さんもヌードに挑戦していますが、どちらかというと私としては今や俳優業でも活躍しているアンジャッシュの児島さんの演技が印象的です。
殺人事件に関しては圧倒的にグロい!に尽きるし後はセクシーシーンが多くちょっとお腹いっぱいです。
そういうのがお嫌いではなく耐性のある方にはお勧めです。
私は園子温監督作品は『新宿スワン』と『時効警察』の「恋の事項は2月14日であるか否かはあなた次第」が大好きです。
次に『ミスミソウ』です。
こちらは地方の中学校に転向してきた女子中学生春花が転校先でいじめられ、ついには家族を焼き殺されてしまい、それを復讐するストーリーなのですが。
出演者たちが怖くてひどい人ばかりです。
主人公春花といじめっ子の金髪女子妙子がなかなか美人さんです。
映画を見進めていくといじめっ子に人間としての良心がなさすぎることに驚きます。
春花を守ると言い放つ一見良いやつかと思われるカメラ少年が出てきます。
そいつもかなりの酷いやつです。
春花はある日から学校に来なくなってしまったため、いじめっ子たちは新たなターゲットを探します。
そんな中標的にされた女子ルミがいるのですがその子もなかなか怖いです。
ルミはある日学校で髪を切られてしまうのですが、母親はルミと会ってもそのことには触れません。
え??娘の髪の毛変じゃない?
明らかに切り方おかしいよね?普通何があったか聞くんじゃないの?
と私は思いましたがそこはルミの母スルー。怖いです。
彼らのいる地方は雪深い地域のようで、白い雪に赤い色はすごく映えます。
主人公のコートも血の色も。
でも、冷静に考えたら血の色なんてきれいなものではないしうっとりしている場合ではないですね。
先に書いたように、春花の家族はいじめっ子たちに火をつけられ殺されてしまいます。
そのことを知った春花が復讐をするのですが、それがまあグロいです。
若者の話なので・・・と高を括っていると酷い目に会います。
また、出演者が怖くて酷いと書きましたがその最たるものが担任の教師でした。
除雪車が出てくるシーンなども中々酷かったです。
最後にクラスメイトがほぼいなくなった中での卒業式のシーンがあります。
これを見て私は映画『バトルロワイヤル』を思い出しました。
全体的に暗くて怖くてくすりとも笑えるシーンはありませんでした。
『恋の罪』はちょいちょい笑えるところがあります。
散々暗い怖いと書きましたが先程確認のために調べたところ一つ発覚しました。
『ミスミソウ』はジャンルはホラーのようです!
それならこの映画は全然アリだと思います。
私はホラー映画は得意ではないので基本見ないのです。
それならなぜ今回見たのかというとNetflixの私へのお勧めにあったので・・・
まぁそういうこともあります。
怖いのがお好きな方にはお勧めです。
では、また。
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